この記事ではSQL*Plus起動時にコマンドを自動実行する方法について解説します。
SQL*Plus起動時にコマンドを自動実行する方法
SQL*Plus起動後にSETコマンドやSHOWコマンドなどを実行することが多いかと思います。
毎回決まったコマンドを実行するのであればSQL*Plus起動時に自動でコマンドを実行することができます。
設定は「glogin.sql」というサイトプロファイルにコマンドを記載することで行います。
「glogin.sql」に設定した内容はすべてのOSユーザが設定の対象になります。
「glogin.sql」は$ORACLE_HOME/sqlplus/adminに存在します。
glogin.sqlの設定
glogin.sqlにSETコマンド、SHOWコマンド、SELECT文を追記してみます。
glogin.sqlは以下のようになります。
set linesize 1000
show con_name
select sysdate from dual;
SQL*Plusを起動します。
C:\Users\XXXXX>sqlplus / as sysdba
SQL*Plus: Release 21.0.0.0.0 - Production on X XX月XX XX:XX:XX XXXX
Version 21.3.0.0.0
Copyright (c) 1982, 2021, Oracle. All rights reserved.
Oracle Database 21c Express Edition Release 21.0.0.0.0 - Production
Version 21.3.0.0.0
に接続されました。
CON_NAME
------------------------------
CDB$ROOT
SYSDATE
--------
24-01-02
SQL> show linesize
linesize 1000
設定したコマンドが実行されていることが確認できました。