この記事ではSQL*PlusのSETコマンドについて解説します。
SETコマンドとは
SETコマンドとはSQL*Plusで実行できる、システム変数を設定するコマンドです。
システム変数の設定はセッション単位で有効で、再接続するとデフォルト値に戻ります。
現在のシステム変数の値は「SHOW システム変数」というコマンドで確認することができます。
主なコマンド
よく使う便利なコマンドを紹介します。
・SET COLSEP <text>
指定した文字で列と列の間を区切ります。
・SET ECHO {ON | OFF}
スクリプトを実行した際のコマンドの表示の有無を設定します。
・SET HEADING {ON | OFF}
検索結果の列ヘッダの表示を切り替えます。
・SET LINESIZE <n>
1行に表示する文字数を設定します。
・SET PAGESIZE <n>
1ページの行数を設定します。
・SET SERVEROUTPUT {ON | OFF}
ストアド・プロシージャの出力またはPL/SQLブロックの出力の表示の有無を設定します。
・SET TERMOUT {ON | OFF}
スクリプトの実行結果の表示の有無を設定します。
・SET TIME {ON | OFF}
プロンプトの現在時刻の表示の有無を設定します。