Oracle Databaseのサポート期限一覧

この記事ではOracle Databaseのサポート期限について解説します。

 データベースのバージョンタイプ

Oracle Databaseにはサポート期限の長さによって下記の2種類に分けられています。

バージョンのリリース時期によっては新しいバージョンのほうが先にサポートが終了する場合もあるので注意が必要です。

・Innovationリリース

新機能が多いがサポート期間が短いバージョンです。

21cなどが該当します。

・Long Termリリース

安定性が高く、サポート期間が長いリリースです。

19cが該当します。


 サポートの種類

Oracleのサポートは下記の3つのサポートレベルで構成されています。

・Premier Support

製品リリースからLong Termリリースは5年間、Innovationリリースは2年間受けることができるサポートです。

フルサポートを受けることができます。

・Extended Support

Premier Support終了から受けられる延長サポートです。

新しいサードパーティ製品に対する動作保証を除き、Premier Supportと同等のサポートを受けることができます。

Long Termリリースのみ受けることができ、期間はPremier Support終了後3年間になります。

原則有償ですが期間限定で無償で受けられる場合もあります。

・Sustaining Support

Premier SupportもしくはExtended Supportの終了後に受けるサポートです。

サポート期間は無期限となります。

既存の不具合の修正のみがサポートの対象になります。


 各種サポート期限

各リリースごとのサポート期限は以下の通りです。

情報は更新される場合がありますので、Oracle公式の最新情報もご確認ください。

・19c(Long Termリリース)

Premier Support:2024年4月30日まで提供されます。

Extended Support:2024年5月1日~2026年4月30日は無償、2026年5月1日~2027年4月30日は有償で提供されます。

・21c(Innovationリリース)

Premier Support:2024年4月30日まで提供されます。

Extended Support:提供されません。

・23c(Long Termリリース)

未定