この記事ではOracle DatabaseのエラーコードORA-XXXXXの一覧をまとめています。
ORAエラー一覧
ORAエラーの一覧をまとめました。
随時更新していきます。
・ORA-00972: 識別子が長すぎます。
原因:ユーザパスワード設定時に30バイトの文字を超えてパスワードを設定しようとすると発生します。
対処:パスワードを30バイト以下にして設定します。
・ORA-01017: ユーザー名/パスワードが無効です。ログオンは拒否されました。
原因:ユーザログイン時にユーザ名、パスワードを間違えた場合発生します。また、PDBに対してローカル接続を行った場合に発生します。
対処:ユーザパスワードを確認します。PDBへはTNS接続するようにします。
・ORA-01109: データベースがオープンされていません。
原因:mount状態のDBをシャットダウンを実行した際に発生します。
対処:想定動作なので無視して問題ありません。
・ORA-01624:ログXはインスタンスXXXX(スレッド1)のクラッシュ・リカバリに必要です。
原因:ステータスがINACTIVE以外のREDOロググループを削除しようとした場合に発生します。
対処:ステータスがCURRENTの場合はログスイッチします。ステータスがACTIVEの場合はチェックポイントを実行することによってINACTIVEに変化します。
・ORA-07391: sftopn: fopenに失敗しました。テキスト・ファイルをオープンできません。
原因:存在しないディレクトリ、ファイルにアクセスしようとしたり、権限のないファイルにアクセスしようとした場合に発生します。
対処:指定したディレクトリ、ファイルが存在し、アクセス権限が付与されているかを確認する
・ORA-12638: 資格証明の取出しに失敗しました。
原因:WindowsのNTLM認証が無効化されたためOS認証に失敗して発生します。
対処:OS認証自体を無効化するか、NTLM認証を有効化します。
・ORA-30042: UNDO表領域をオフラインにできません
原因:使用中のUNDO表領域をオフラインにしようとした場合に発生します。
対処:使用するUNDO表領域を他のUNDO表領域に切り替えてから再実行します。