この記事ではOracle Databaseのエディションについて解説します。
エディションとは
エディションとは開発規模や使用できる機能によって分類されるOracle Databaseの製品名のようなものです。
19cのオンプレミス環境では以下の3つのエディションが存在しています。
・Oracle Database Standard Edition 2
・Oracle Database Enterprise Edition
・Oracle Database Personal Edition
Standard Edition 2
必要最小限の機能で価格を抑えた製品です。
SE2と略されることが多いです。
要件の低い小規模なシステムでの利用が向いています。
使用できるCPUに制限があるため、使用可能なサーバも制限されます。
Enterprise Edition
Oracle Databaseで最も高機能な製品です。
EEと略されることが多いです。
ExadataやDatabase ApplianceにもこのEEが搭載されています。
SE2にあった制限も無く、追加料金でオプション製品を追加することが可能です。
Personal Edition
主に開発環境用に使用される製品です。
PEと略されることが多いです。
スタンドアローンでのみ使用できるという制限があります。
一部制限はありますがオプション製品の利用も可能です。