この記事ではOracle Databeseの基礎知識について解説します。
データベースとは
データベースとはデータの集合体で、利用しやすく整理されて保管されたものを指します。
広い意味では電話帳なども含みますが、ITの分野ではコンピュータ内に電子保存されたものを指すことが多いです。
データベースを活用すると、情報の管理が容易になったり、蓄積したデータを活用することができます。
データベースの種類
大きく以下の3種類に分類されます。
・リレーショナルデータベース
表で構成されるデータベースです。
柔軟にデータを扱うことができます。
・階層型データベース
ツリー上に構成されるデータベースです。
速度が速い反面、構成が限定的になる欠点があります。
・ネットワーク型データベース
網上に構成されるデータベースです。
データ構造が複雑になりがちなのが欠点です。
DBMS(Database Management System)とは
データベースを管理するソフトウェアのことです。
Oracle Databaseも数あるDBMSの一つになります。
DBMSにはデータの操作やアクセス制御など、大量のデータを複数の利用者で共有する場合は必須なものになります。
セキュリティ保護やデータのバックアップなどの機能も搭載されており、大事なデータを守る役割も持っています。
DBMSの中でもリレーショナルデータベースを管理するものはRDBMSと呼ばれています。
Oracle Databaseとは
RDBMSの一つです。
DBMSの中でも高いシェア率を誇っています。
Oracle Databaseの特徴としては、他のDBMSに比べて性能が高く、安定性が高いです。
サポートも充実しており、バグやパッチの提供も得ることができます。
半面コストも高く、大企業や大規模なデータベースに利用されていることが多いです。