こ記事ではPDBのプラグ、アンプラグについて解説します。
PDBのプラグ、アンプラグとは
PDBはCDBから切断して、他のCDBに接続することでDBを移動することができます。
CDBから切断することをアンプラグ、CDBに接続することをプラグといいます。
アンプラグするにはPDBをクローズする必要がありますが、比較的簡単にDBを移行できる手法になります。
PDBのアンプラグ
例としてPDB2をアンプラグします。
アンプラグするためにPDB2をクローズします。
SQL> alter pluggable database pdb2 close immediate;
Pluggable database altered.
PDBをアンプラグします。
SQL> alter pluggable database pdb2 unplug into 'pdb2.xml';
Pluggable database altered.
xmlファイルは$ORACLE_HOME/dbs配下に出力されます。
アンプラグしたPDBは定義情報が残り続けるため、PDBの削除を行います。
SQL> drop pluggable database pdb2;
Pluggable database dropped.
これにてアンプラグは完了です。
PDBのプラグ
アンプラグしたPDBを再度プラグします。
データファイルは元のものをそのまま使用するのでnocopy句を指定します。
SQL> create pluggable database pdb2 using 'pdb2.xml' nocopy;
Pluggable database created.
PDBをオープンします。
SQL> alter pluggable database pdb2 open;
Pluggable database altered.
PDB2を再度CDBに接続することができました。