この記事では外部表について解説します。
外部表とは
外部表とは、外部のデータファイルに対してデータベース内にある表のようにアクセスできる機能です。
データベース内にはメタデータのみ存在し、実体は外部ファイルに持つため、データベース内の容量を使用しません。
外部表を作成しておけば、外部ファイルを配置すればすぐにデータにアクセスすることができます。
また、反対にデータベースの表を外部ファイルに出力することもできます。
なお、外部表に対して、索引を作成することはできず、データの更新も行うことはできません。
アクセスドライバの種類
外部表は下記の2種類のアクセスドライバから選択し、作成します。
・ORACLE_LOADERドライバ
テキストデータのファイルを読み込むドライバになります。
内部表のデータの出力は行うことができません。
・ORACLE_DATAPUMPドライバ
バイナリのダンプファイルを読み込むドライバになります。
内部表をダンプファイルに出力することができます。