この記事ではGoldenGateのキャプチャ方法について解説します。
GoldenGateのキャプチャ方法
Oracle GoldenGateではソースDBをキャプチャする方法が複数用意されています。
レプリケーションを行うソースのDBがOracle Databaseの場合は下記の2種類からキャプチャ方法を選択できます。
・クラシックキャプチャ
・統合キャプチャ
クラシックキャプチャ
ソースDBのREDOログファイル、アーカイブREDOログファイルからデータ変更をキャプチャする方式です。
ほとんどのデータ型に対応していますが、一部の複雑なデータ型はサポートされていません。
また、マルチテナント・コンテナ・データベースでは使用できません。
クラシックキャプチャは現在はOracle非推奨の方式となりますので、後述の統合キャプチャ方式の使用がおすすめです。
統合キャプチャ
提供されるログマイニングサーバ機能を使用して論理変更レコード(LCR)という形式でデータ変更をキャプチャする方式です。
ログマイニングサーバ機能はサーバDB内に構築するかソースDBと分離して構築するか選択できます。
クラシックキャプチャより多くのデータ型に対応しています。
マルチテナント・コンテナ・データベースでも使用可能です。