この記事ではDGMGRLでよく使うコマンドについて解説します。
DGMGRLとは
DGMGRLはData Guard Broker構成をコマンドラインで管理できるツールです。
Data Guardの構成確認や同期の停止起動、スイッチオーバー、フェイルオーバーなどをコマンドから実行できます。
Data Guard構成のDBを運用するうえで、よく使うDGMGRLコマンドを紹介します。
起動、接続、終了コマンド
DGMGRLを起動するにはCLIからdgmgrlを実行します。
$ dgmgrl
CONNECTコマンドを使用してDBに接続します。
DGMGRL> connect / as sysdg
終了する際はexitコマンドを使用します。
DGMGRL> exit
状態確認
構成状態を確認します。
show configuration [VERBOSE]
DBの状態を確認します。
show database [VERBOSE] <DB_UNIQUE_NAME>
指定したスタンバイ・データベースのブローカ管理を有効化します。
enable database <STANDBY_DB>
同期の停止、起動
プライマリDBのREDO転送のON/OFFを行います。
edit database <PRIMARY_DB> set state='TRANSPORT-ON'
edit database <PRIMARY_DB> set state='TRANSPORT-OFF'
スタンバイDBのREDO適用のON/OFFを行います。
edit database <STANDBY_DB> set state='TRANSPORT-ON'
edit database <STANDBY_DB> set state='TRANSPORT-OFF'
スイッチオーバー
スイッチオーバー前に状態を確認します。
validate database <STANDBY_DB>
スイッチオーバーを実行します。
switchover to <STANDBY_DB>
フェイルオーバー
フェイルオーバーを実行します。
failover to <STANDBY_DB>
スタンバイDBの回復
フェイルオーバー後に旧プライマリDBをスタンバイDBとして回復させます。
reinstate database <DB_UNIQUE_NAME>
FSFO関連
FSFOの状態を確認します。
show fast_start failover
FSFOの有効化無効化を行います。
enable fast_start failover
disable fast_start failover
オブザーバ関連
オブザーバの状態を確認します。
show observer
ファイル名、ログ名を指定してオブザーバを起動します。
start observer <OBSERVER_NAME> file is <file_name> logfile is <logfile_name>
オブザーバを停止します。
stop observer