この記事ではREPLACE関数でよく使う置き換えについて解説します。
REPLACE関数とは
REPLACE関数はOracle Databaseで使用できる文字を置換する関数です。
SQLのSELECT文で使用して、データの視認性を上げることができます。
REPLACE関数は以下のように使用します。
REPLACE(<対象文字列>, <検索文字列>, <置換文字列>)
文字列には文字コードを指定して置換することも可能です。
よく使う置き換え
REPLACE関数でよく使う置き換えは以下の通りです。
・改行をスペースに置き換える
SELECT REPLACE(対象列, CHR(10), ' ') FROM 対象テーブル;
・キャリッジリターンをスペースに置き換える
SELECT REPLACE(対象列, CHR(13), ' ') FROM 対象テーブル;
・改行とキャリッジリターンを両方ともスペースに置き換える
SELECT REPLACE(REPLACE(対象列, CHR(13), ' '), CHR(10), ' ') FROM 対象テーブル;
・タブ文字をスペースに置き換える
SELECT REPLACE(対象列, CHR(9), ' ') FROM 対象テーブル;
・シングルクォーテーションを削除する
SELECT REPLACE(対象列, '''', '') FROM 対象テーブル;
このように特殊文字の置換にもREPLACE関数は有効です。