この記事ではOracleクライアントのメッセージを日本語に変更する方法について解説します。
Oracleクライアントのメッセージを日本語に変更する方法
OracleクライアントからSQL*PlusでDBに接続する際に出力されるメッセージが英語の場合があります。
エラーコードなども英語で出力されるので、内容によってはわかりにくかったりします。
これはクライアント側の環境変数を設定することで変更できます。
Linuxの場合は以下のコマンドで環境変数を設定します。
export NLS_LANG=JAPANESE_JAPAN.AL32UTF8
これでSQL*Plusで接続した際にメッセージが日本語で表示されます。
言語設定を永続設定にする方法
上記の方法はその接続のみが有効な方法で、クライアントに接続する度にコマンドを実行する必要があります。
環境変数の設定を永続的に設定するには.bash_profileに環境変数を設定します。
oracleユーザの.bash_profileにexportコマンドを追記します。
echo "export NLS_LANG=Japanese_Japan.AL32UTF8" >> /home/oracle/.bash_profile
oracleユーザで再接続すると日本語表示がされるようになります。