この記事ではOracle Connection Managerとは何かについて解説します。
Oracle Connection Managerとは
Oracle Connection ManagerとはクライアントからDBへ接続する際にプロキシサーバとして機能するコンポーネントです。
通常はDBサーバとは別のサーバにインストールし、クライアントはそのサーバを経由してDBへアクセスします。
Oracle Connection Managerは、Enterprise Editionをインストールすると使用できるようになります。
Oracle Connection Managerでできること
Oracle Connection Managerで使用できる主な機能は下記の2つがあります。
・アクセス制御
フィルタリング機能を使用してDBへのアクセスを制御することができます。
FWのようにルールを記載してアクセスを制限します。
・セッション多重化
APサーバからDBへの複数のセッション要求を1つのセッションにまとめて処理することができます。
セッション数が多い場合にセッション数を減らし、DBへの負荷を下げることができます。