この記事ではData Pumpの進行状況の確認方法について解説します。
Data Pumpの進行状況を確認するSQL
Data Pumpのexpdp、impdpコマンドを実行している際に現在どれくらい完了しているのかを確認したい場合があると思います。
その際はV$SESSION_LONGOPSビューを確認することで調べることができます。
V$SESSION_LONGOPSビューは6秒以上かかる処理に対して、処理状態を示すビューになっています。
Data Pumpのジョブ名を指定して、下記のSQLを実行します。
SELECT
opname
,ROUND(sofar*100/totalwork,0) || '%' AS "進行度(%)"
,TO_CHAR(start_time ,'YYYY/MM/DD HH24:MI:SS') AS "開始時刻"
FROM v$session_longops
WHERE opname = '<ジョブ名>';
ジョブ名を確認するSQL
ジョブ名はexpdp/impdpコマンドのjob_nameパラメータで指定している場合はそれを入力します。
ジョブ名がわからない場合は下記のSQLで確認します。
SELECT job_name, operation, state FROM user_datapump_jobs;