この記事では初期化パラメータを削除する方法を解説します。
初期化パラメータの削除方法
一度設定した初期化パラメータの設定を削除したい場合もあると思います。
初期化パラメータが上書きできる場合は上書きで対処できますが、そうでない場合は個別に削除してあげる必要があります。
初期化パラメータを設定しているファイルがpfileとspfileの場合で削除方法が異なりますので、それぞれ説明します。
pfileの場合
pfileはテキスト形式のファイルのため、直接テキストエディタで編集が可能です。
初期化パラメータを削除したい場合は設定が記載されている箇所を直接削除すればOKです。
spfileの場合
spfileは直接編集ができないため、削除用のコマンドを実行します。
コマンドは以下の通りです。
ALTER SYSTEM RESET <初期化パラメータ> scope=spfile [sid = 'XXXX'];