この記事ではWindows環境にOracle Database Express Edition (Oracle Database XE)をインストールする方法を解説します。
Oracle Database XEについて
Oracle Databaseを無償で利用する方法はいくつかありますが、Oracle Database XEはその一つになります。
Oracle Database XEは機能面、性能面に制限はありますが、商用含め無償利用が可能です。
教育目的で使うのであれば十分に使えると思います。
Oracle Database XEのダウンロード
https://www.oracle.com/jp/database/technologies/appdev/xe.html
へアクセスし、「Oracle Database XEをダウンロード」をクリックします。
「Oracle Database 21c Express Edition for Windows x64」をクリックし、ダウンロードします。
インストール
ダウンロードした「OracleXE213_Win64.zip」をデスクトップに解凍し、「setup.exe」を実行します。
メニュー画面が出てくるので「次へ」をクリックします。
使用許諾条項をよく読み、「使用許諾条項を受け入れます(A)」を選択し「次へ」をクリックします。
インストール先を選択し「次へ」(こだわりがなければデフォルトのままでOK)をクリックします。
SYS、SYSTEM、PDBADMINアカウントのパスワードを設定し(忘れないように注意)、「次へ」をクリックします。
パラメータを確認し「インストール」をクリックします
インストール完了後、「完了」をクリックします。
接続確認
スタートメニューから「Oracle - OraDB21Home1」→「SQL Plus」をクリックします。
SQL Plusにてユーザー名「sys as sysdba」、パスワードはインストール時に設定したものを入力しログインできることを確認します。
以上で初期インストールが完了です。必要に応じてユーザ等を作成を実施します。