この記事では簡易接続ネーミングを使用したDBへの接続について解説します。
簡易接続ネーミングとは
通常SQL*PlusからDBへ接続する際にはtnsnames.oraに設定した接続先情報を使用して接続することが多いと思います。
このように接続先情報を解決する方法をローカルネーミングといいます。
それに対し、tnsnames.oraの設定ファイルを使用せずに接続先情報を直接入力する方法があります。
このような接続先情報の解決方法を簡易接続ネーミングといいます。
簡易接続ネーミングでの接続は設定ファイルの変更が不要なので、接続確認などで利用すると便利です。
簡易接続ネーミングでの接続
簡易接続ネーミングは以下のようなコマンドで行います。
sqlplus <ユーザー名>/<パスワード>@<ホスト名orIPアドレス>:<リスナーPORT番号>/<サービス名>
localhostの1521番ポートへ接続してみます。
C:\Users\XXXX>sqlplus test/password@localhost:1521/xepdb1
SQL*Plus: Release 21.0.0.0.0 - Production on X XX月 XX XX:XX:XX XXXX
Version 21.3.0.0.0
Copyright (c) 1982, 2021, Oracle. All rights reserved.
最終正常ログイン時間: X XX月 XX XXXX XX:XX:XX +09:00
Oracle Database 21c Express Edition Release 21.0.0.0.0 - Production
Version 21.3.0.0.0
に接続されました。
正常に接続されました。